こんな方におすすめ
- 奨学金があるけど、早く返したほうがいいの?
- 奨学金を順調に返せそうにない
目次
奨学金って返さなきゃダメ?
奨学金。大学時代にお世話になった人もたくさんいると思います。
自分もお世話になりました。
必ず返しましょう
【奨学金は実質借金】
早速ですが、奨学金は【借金】です。
したがって返済をしないと、大変です。
具体的には以下です。
・自分のところに取り立てが来る
・保証人に取り立てがいく(親族に迷惑がかかる)

たくさん電話がかかってきて怖かった。。笑
どうしても返せそうのない人は、借入れ元に電話で問い合わせましょう。
奨学金の返済は期限や、金額、など相談にのってくれることが多いです。
奨学金の返済金額と
振込日について
奨学金の返済金額と、振込日は以下のようになっています。
返済金額 | 約1.5万円/1ヶ月(総額約288万円) |
振込日 | 毎月27日 |
平均返済金額は288万円。完済までにかかる予定の期間は約16年。
返済義務のない人を除けば、平均返済金額は324万円、完済予定期間は約18年となります
⇒ 参照

わかっちゃいるけど、、なかなか残酷な数字だね…
中には、返済義務のない奨学金もあるよ
どの種類の奨学金を借りたかで、返済額は変わってきます。
奨学金を借り終わるころに、引き落とし口座の指定の用紙が届きます。
そちらに奨学金返済について、総額や、返済日について記載されています。HPでも確認することができます。
自分の借りている奨学金について
正しく把握しましょう【重要】
自分の返済金額を把握できていない方、すぐに問い合わせて確認しましょう。
先程述べたとおり、返済免除にならない奨学金はただの借金です。
借金がある限り、資本の蓄積はできません。
何より精神的にじりじりと消耗してしまいます。
したがって、以下の情報は必ずおさえましょう。
注意ポイント
・金利は何%か
・返済額の残金はいくらか
JASSOの公式ページにて、
金利の早見表が用意されているので、参考にしてみてください。
⇒ 参照
主な奨学金の種類
① 無利息・貸与型(第一種奨学金)
② 利息付・貸与型(第二種奨学金)
③ 併用貸与 (第一種、二種の合わせ技)

奨学金早く返済したほうがよいのか
奨学金は借金だったのか、、ということは早く返さなきゃ、、
と思っているかもしれませんが、焦ってはいけません。
【結論】
奨学金の返済は急がなくてOK
奨学金は早期返済をしなくてもよいです。
金利が低いからです。
仮にお金が余って仕方ない人は先に返しても良いです。

無理して急いで返して、
普段の生活で借金したり、リボ払いするんは絶対にあかんで。
借金は早く返す【重要】
消費者金融からの借金は、すぐに返済しなければいけません。
なぜなら金利が高く、期間が延びるほど払うお金の総額が増えてしまうからです。
平均的な両者の金利差は以下のとおり。
奨学金:0.23%
消費者金融:18%

その差、78倍!!
仮に100万円を借り、15年で返す場合の金利を計算してみると。
奨学金:17,356円
消費者金融:1,898,415円
衝撃的な数字ですね、、金利だけでこの差です。
とにかく、よほどの理由がない限り
消費者金融からお金をむやみにお金を借りるのはオススメできません。
万が一借りてしまっている場合は、一刻も早く返済をしましょう。
その点、奨学金はとても低金利なので、急いで返さなくてもOKです。
このように、金利と元本の関係に注目するクセをつけましょう。
奨学金返済の実態
若者にのしかかった重圧
昨今、奨学金の返済は社会問題としてもしばしば取り上げられます。
日本の奨学金について
学生の2.6人に1人が奨学金を借りています。
さらに貸し出している金額は右肩上がり。
参照:日本学生支援機構奨学金の貸与と返還の現状
すこし残酷な事実ですが、平成25年のデータでは24.5%もの人が返済延滞していることがわかります。
さらに衝撃的なのが、半数以上が7年以上も滞納しています。
奨学金が返せない。以下のような痛烈なニュースも見られますね。
返済総額1100万円。奨学金延滞で自己破産の27歳「大学に行ったことを後悔」
https://www.businessinsider.jp/post-162867

深刻な問題になる前に、
自分の今の財務の状態を確認やで!
とはいえ、借りてしまったものは、キチンと返すしかありません。
それでは私たちは何を学べばよいのでしょうか。
お金の使い方を見直し、生活に余裕をもたせる
もし、奨学金が返せなくて、困っているのであれば支出を見直しましょう。
具体的な支出の減らし方については以前の記事で紹介しています。
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自分が親になったとき
どうするか考えてみる
自分が社会にでて、いきなり借金を背負った状態で15年も暮らす。この事実を知ったときは、

とおもいました。自分で学べと言われればまさにそうです。
でも僕が親なった暁には、子供にお金の教育をキチンと施したいと思いました。
もちろん、学費を全額払ってあげることが親としては素晴らしいことです。
しかし、世の中の多くの人が利用している奨学金についての実態は知る必要はあります。
お金の知識がなければ、日々大学に行ける、ありがたみを知る由もありません。
僕はこのような知識はもたないまま、
社会にでとたん、借金200万を背負いました
お金の勉強をしていて、はじめて気が付いたのですが、これは大きな負債です。
自分の子供にはこのような思いはしてほしくないな、と思います。

お金について学ぶ必要を強く感じました。
奨学金は、先で述べたとおり、金利が低いので急いで返す必要はないのが、不幸中の幸いです。
社会の罠にうっかりハマってしまわないように、気をつけましょう。
本日のまとめ
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1奨学金は借金である
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2でも焦って返す必要はない
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3お金の知識は大事
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